手や足のガチガチと甘いもの欲の関係。主食に忍ばせる簡単ミネラルチャージ法
育児が始まると、毎日の抱っこや慣れないお世話の連続で、手首や指、足などのこわばりや疲労感に悩まされるお母さんは本当に多くいらっしゃいます。
「湿布を貼っても変わらない。」
「手を休めてと言われても、育児中はそんな時間がない。」
そんな毎日を過ごしている方も少なくありません。
実は、産後の体の変化や食生活の乱れによって、筋肉や神経の働きに欠かせないマグネシウムが不足しやすくなることが、こうした不調の一因になる場合があります。
授乳中に甘いものが欲しくなるのは自然なこと
母乳を作るためには毎日多くのエネルギーが必要になります。
授乳中は血糖値が下がりやすくなるため、体は手早くエネルギーになる甘いものやパンなどを欲しやすくなります。
これは意志が弱いからではなく、体が必要としている反応の一つです。
しかし一方で、赤ちゃんのお世話を優先するあまり、自分の食事は後回しになってしまいがちです。
肉や魚、豆類、海藻、野菜など、本来摂りたい栄養が不足すると、マグネシウムをはじめとするミネラルも不足しやすくなります。
カルシウムは乳製品に多く含まれているので比較的不足しにくいのでバランスが崩れてきます。
マグネシウムは筋肉や神経が正常に働くために欠かせない栄養素です。
不足すると、筋肉がつりやすくなったり、こわばりを感じたりする一因になることがあります。
毎日のご飯で無理なく補給
授乳中はサプリメントを何種類も飲み続けるのは大変です。
そこでおすすめなのが、毎日のご飯から少しずつ補う方法です。
塩化マグネシウム(結晶・フレーク)の場合
お米1合につき約1g
ウチでは玄米6合に10g入れていますが、白米なら1合1gより多いと少し苦く感じるギリギリかなと思います。
(マグネシウム欠乏からくる酷い足の攣りなら2g位が良いようですが、白米1日1合のお米だと大体大人用お茶碗二杯で1gです。)
液体にがりの場合
お米1合につき約2ml
炊飯前によく溶かしてから炊くだけです。
この程度の量なら、毎日の食事の中で無理なくマグネシウムを補給できます。
また、炊き上がりがふっくらと感じられることもあります。
※液体にがりは製品によって濃度が異なるため、表示を確認しながら少量から始めてください。
産後だけではありません
実は、このような食生活の偏りは高齢の女性にもよく見られます。
食事量が減ったり、パンやお菓子など簡単な食事で済ませる日が増えると、必要なミネラルが不足しやすくなります。
その結果、夜中に足がつる、筋肉がこわばるといった症状につながることもあります。
産後のお母さんにも、高齢の方にも共通して言えるのは、毎日の食事が体をつくっているということです。
まずは毎日の食卓から
マグネシウムだけですべての不調が改善するわけではありません。
しかし、毎日の食事で不足しやすい栄養素を少し意識するだけでも、体のコンディションが変わるきっかけになることがあります。
実際に続けてみて、
「夜中に足がつらなくなった。」
「手のこわばりが気にならなくなった。」
「疲れにくくなった気がする。」
そんな体の変化を感じられると、自然と食生活への意識も変わってきます。
無理に甘いものを我慢するよりも、まずは毎日の食事を少し整えてみること。
ご飯に少し工夫を加えるだけでも、毎日続けられる立派な健康習慣になります。
※お腹がゆるくなることがあるため、最初は少量から始め、体調を見ながら調整してください。不調が続く場合や症状が強い場合は、医療機関へご相談ください。



